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修理見積りに「現品確認」が必要なのはなぜ?

「電動工具が動かなくなったので、修理費用はいくらですか?」

修理のお問い合わせをいただく際、このようなご質問をいただくことがあります。

もちろん、これまでの修理経験からおおよその金額をお伝えできる場合もありますが、実際の修理費用については、工具をお預かりして現品を確認してからのお見積りとなることが多くあります。

では、なぜ症状を伝えるだけでは修理費用が分からないのでしょうか?

「動かない」だけでも、原因はさまざまです
例えば「電動工具が動かない」という症状ひとつをとっても、

・カーボンブラシの摩耗
・スイッチの故障
・電源コードの断線
・ベアリングの不具合
・モーターの故障
・ギヤなど内部部品の破損
・基板など電気系統の不具合

など、さまざまな原因が考えられます。

同じ「動かない」という症状でも、故障している部品によって必要な修理内容や部品代は大きく変わります。

また、「異音がする」「途中で止まる」「回転が弱い」といった症状についても、原因が一つとは限りません。

そのため、症状だけから修理費用を正確に判断することは難しいのです。

実際に工具を確認してからお見積りします

お預かりした修理品は、まず外観や動作を確認し、必要に応じて分解・点検を行います。

そのうえで、

どこに不具合があるのか
どの部品の交換・修理が必要なのか
修理にどの程度の作業が必要なのか

を確認し、修理費用を算出します。

特に、長年使用されている工具の場合は、最初にお聞きした症状とは別の箇所にも劣化や摩耗が見つかることがあります。

そのため、実際の状態を確認してからでないと、正確なお見積りを出せない場合があります。

見積り後、修理するかどうかをお選びいただけます

「見積りを依頼したら、そのまま修理されてしまうのでは?」

と心配される方もいらっしゃるかもしれません。

当社では、まず点検・お見積りを行い、修理内容と費用をご案内します。

お見積り内容をご確認いただき、修理をご依頼いただいてから修理作業を行います。

修理費用によっては「修理するより買い替えた方がよい」と判断される場合もあると思います。

そのような場合も、まずは見積り内容をご確認いただき、そのうえで修理するかどうかをご判断ください。

「現品確認」は、できるだけ正確なお見積りをするため

修理品をお預かりしてからお見積りまでにお時間をいただくことがありますが、これは単に時間がかかっているのではなく、工具の状態を確認し、必要な修理内容を見極めるための時間でもあります。

「動かないから、とりあえず買い替えよう」と決めてしまう前に、

「これは修理できるかな?」

と思ったときは、一度ご相談ください。

※工具の状態やメーカー・機種、部品の供給状況などにより、修理をお受けできない場合もございます。あらかじめご了承ください。